良質な古材を使って豆ちゃぶ(豆ちゃぶ台、豆卓子)を製作しました。
豆ちゃぶとは小さなちゃぶ台のことです。
天板部分に古材を使っています。
築100年以上の古民家で使われていた建具を譲り受け、その建具に使われていた鏡板を豆ちゃぶの天板に再利用しました。
鏡板とは、枠にはめ込んだ薄い板のことを言います。
譲り受けた建具を分解してみると、腕のよい建具職人の手仕事の技をうかがい知ることが出来ました。
決して派手ではないが、細部までこだわった手間のかけかたに、かつての建具職人への尊敬の念を覚えました。
鏡板の材質は一枚板の杉でした。
現在では入手困難な幅広の材で、原木の直径は少なくとも1mはあったと思われます。
正確には分かりませんが、樹齢は数百年。とても貴重な材です。
そのままでは、不要なものかもしれない。
けれども、ゴミにせず、大切な資源として活かしたい。そんな思いで製作しました。
豆ちゃぶには、折りたたみの機構を取り入れました。
持ち運びや、収納にとても便利です。
お膳のような使い方で、お父さんの酒卓としてもちょうどよいです。
床でごろーんと寛ぐ時、横に置いても便利。
また、お子様のテーブル代わりにもなります。
安全性を重視した自然塗料( ヨーロッパ玩具製造安全基準適合)を使用しているので安心です。
重さは約1.2kgと軽量。 折りたためるので、ピクニックやキャンプなど、アウトドア用のローテーブルとしても活躍します。
脚先は、遊び心で丸いデザインにしました。
小さくてかわいらしく仕上がったと思います。
材質:杉赤身(古材)、クリ(国産材)
サイズ:W400 x D300 x H188 mm (折りたたみ時 H40 mm)
塗装:植物性オイル(ダークブラウン)
参考価格:¥22,000(税込、送料別)
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