埼玉県 S様
天板が割れてしまったちゃぶ台を直してほしいとご相談いただきました。
修理しようとネット検索で過去のブログ記事を見つけていただき、ご連絡くださいました。
家具リペアの記事はこちら→Repair
お預かりしたちゃぶ台は昔ながらの金物を使わずに折りたためる構造のちゃぶ台でした。
昔ながらのちゃぶ台は起こし桟(起こし板、羽子板)と呼ばれる木の板を回転させることで、脚を固定する仕組みになっています。
この固定部分の一部が緩く、また脚と貫の接合部も隙間が空いて緩んでいましたので、こちらも同時に修理することになりました。
脚部は一度分解し、再接着して目立たないよう木釘で補強しました。
また回転軸は、強度が高く、耐腐食性にも優れたアルミ丸棒に交換しました。
割れた天板を再接着する場合は、同時に再塗装するのをオススメしますが、修理は必要最低限で、とのご希望がありましたので、再塗装は行わず、タッチアップと艶出しのメンテナンスのみ行いました。
※再塗装しない場合は再接着箇所にごくわずかに目違い(段)ができます。
S様、この度はご依頼ありがとうございました。
参考価格
天板再接着 ¥22,000~
起こし桟調整 ¥2,750~ / 1箇所
脚部再接着 ¥9,900~
がたつき直し ¥2,750~
(税込、送料別)
※修理の価格は家具の大きさや状態により異なります。
ご依頼方法についてはこちらをご覧ください。
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